第2話 ちょっとその前に。有馬記念2014 予想

やはり継続は難しい。

ということで、もう能書き垂れるのやめました。

さっさと有馬記念2014の予想します。

えっと。

傾向なんてのはほとんど当てにできないので、

基本はパドックでの気配をもとに考えたいんです。

でも事前に予想するなら、ということで考えてみました。

 

結論から言うといろいろ考えて、

ジャスタウェイの1,2着、だと思ってます。

私は福永君の差し馬の乗り方があまり好きではありません。

超人気でも乗り方のせいで、結構連をはずしますしね。彼は圧倒的人気馬を3着にするのが得意だと思います。それくらい嫌味を言いたくなる騎手でもあります。

とはいえ、他の騎手が超うまいかというとそうでもないんですよ、別に。

横ノリだって武さんだって、岩田さんだって、川田さんだってポカしますからね。明らかに乗り方間違ってるだろ、というレースはよく見ますよ。

騎手の理想からすれば、乗れてる時というのは人気どころで危なげなく勝ち、人気薄でも冷静に思い切って勝負でき、かつ馬券の対象になるという、流れみたいなもんはあります。

これが1日で終わる人もいれば、1ヶ月くらい続く人もいます。

実はここが重要だと思ってます。パドックでの馬気配に変わりがない時は私は枠と騎手の心理状態から馬券を買います。

ここ1カ月くらい、福永はこれができているんです。

去年の今、彼はこれができていなかった。安定感がなかったんですが、

今年はこれができている。

私はそのきっかけとなるレースが11月22日京都のアンドロメダSだと考えています。

彼は、自分同様、いつも人気を背負いながら、なし崩し的にレースを使わされ、いつも追い込むのにいつも足りない「ダコール」を一着に持ってきました。それもかなり危なげなくきれいに差し切りました。レースを見てましたが、すごくうまく乗ってましたよ、ほんと。

おそらくこの感覚は残るだろうと思いましたが、案の定、翌日の福永馬券は大爆発となりました。

彼はいつもよい馬に乗せてもらえているので、感覚が良くなれば結果も必然的についてくる騎手です。しかし、真面目な性格(論語好きなのできっと真面目でしょう)とおそらくその論理的思考ゆえに、一度負け出すと流れを取り戻せない側面もあるように推測します。

では今はというと、この感覚はまだ残っているように思えます。

ちなみに、私は基本どんな騎手も信じてません。基本は厩舎の作戦を体現するのが騎手の仕事なので、自分で判断する部分は実は少ないと思います。

有馬で勝つには厩舎の作戦と騎手の精神状況がはまることが重要ではないかと思います。

今回おそらくですが、ジャスタは追い込み一気はやらないでしょう。

中山記念の走りからみて、1200mあたりから徐々に上がる競馬をすると思います。

最後にばてれば距離の壁でしょう。しかし、私にはばてるイメージはありません。確かに今までは切れ勝負でしたが、中山ではそういう競馬しなくても勝ってますんでね。

あとは、ほんと福永君のセンスだと思います。

厩舎も福永君のイン突きどん詰まり症候群をわかってるので、「4角先頭でもいい」と公言してますし。彼にとってみれば自由に走れるという気楽さはあるんじゃないですか。これでいいいんですよ、彼の場合。

最初はエピだと思いましたが、パンパンの良では難しいでしょう。

ジェンティルはもう与力はないでしょう、相手はゴールド一党。

まあ、これで楽しみます。